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2015.08.30
『丸投げ』にならない仕事の任せ方 その2 ~ミスマッチを無くす具体的任せ方~
こんにちは、パーソナルトレーニングスタジオナノを
運営していますパーソナルトレーナーの高橋順彦です。「フィットネスを通じて人と組織を輝かせる
トレーナー兼プロデューサー」として
ブログを書いています。
本日は『仕事の任せ方シリーズその2』です。
任せ方の結論は
『目的と使えるリソース(資源)を明確にし
任せる範囲を段階的に大きくしていく』で
レベル1、仕事の依頼をするレベル2、期限も伝える
レベル3、目的と期限と対象を伝える
レベル4、目的と期限と対象とリソース(資源)を伝える
レベル5、目的と期限とリソースとやり方を伝える
までは前回のブログで書きました。
それでも期待したものが得られない場合は
レベル6以降も駆使しましょう!
レベル6、目的と期限とリソースとやり方を伝え、中間報告をしてもらう<高橋の解説>
中間報告をしてもらいたいタイミングは
決して依頼された仕事の「本当に中間」でなく・概要をまとめた時
・項目をピックアップした時 でしょう。概要は本で言うと目次です。
目次が違っているのにその詳細な文章を書いても
求めているものが得られません。項目をピックアップした時は
例えばイベントPOPを企画から作るなら
5W2Hで
いつ、どこで、誰が、誰に、何を、どのように、いくらを
出した後に、詳細なスケジュールを詰めていくことです。
レベル7、目的と期限とリソースとやり方を伝え、中間報告のやり方・期日を指定する<高橋の解説>
レベル6に期日を指定するものです。これもつい忘れてしまいがちですが
明確に指示をだしましょう。また、仕事の状況が読みずらい時は
①とても嬉しい最速の期日②妥当な期日③絶対遅れていけない期日と
3段階に分けるのも方法です。
レベル8、目的と期限とリソースとやり方を伝え、中間報告のやり方・期日を指定し
報告の方法とポイントも伝える<高橋の解説>
レベル7に中間報告の方法とポイントも伝える
「いたせりつくせり」バージョンです。方法とはメールなのか電話なのか
直接説明するのか、またはワードなのかエクセルなのかなど
仕事を振られ慣れていない人は
その的確な報告方法を選ぶ基準ができていないかもしれませんので。さらにポイントを伝えることです。
依頼した仕事はスピード重視なのか
収益重視なのか、スタッフの遣り甲斐重視なのかさらにそれらのバランスはどうなのかなど
中間報告で見るポイントも改めて明示します。
ということで、今回は仕事の『任せ方その2』を
お伝えしました。任せ慣れていない方にはぜひ取り入れていただき
任せて欲しい人にはレベル1に近い任され方でも
的確に対応できるように、参考にしていただければと思います。
次回は「任せ方その3」として
『任せ方のコワザ』をお伝えする予定です。