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2014.10.08
「想像」して「共感」することでお客様の気持ちに寄り添うこと
私が非常勤講師をさせていただいている
「名古屋リゾート&スポーツ専門学校」
http://www.sanko.ac.jp/nagoya-sports/ の
後期の授業が始まりました。私はスポーツトレーナー科の
パーソナルトレーナーコース
(こんなコースが今はあるんです!)の
2年生に「ファンクショナルトレーニング」の
授業を持たせていただいております。ほぼ健康な身体の生徒達に
「ファンクショナルトレーニングの理論を使って指導すると
股関節が痛くて、仕事の不安を抱える人が
痛みが無くなり、仕事ができるようになり
『命の恩人』のように感謝されることもあるから
ぜひ身に付けて欲しい」ということを
伝えていますが自分が痛みに苦しんだことがなく
指導経験もないと
なかなかイメージしにくいようです。
これと似ている例で
年上のお客様から
「あなたは若いから、私の辛さは分からないと思うわ」と
言われることがありますがこれも確かにその年齢になっていないから
100%の共感は難しいかもしれませんが自分がケガをして不自由だった状態の
不安な気持ちを思い出し
その解決策が見つからない
心細い状態が続くなどと
『想像』して『共感』することが
できるかどうかはトレーナーに必要な
能力の1つではないでしょうか?基本的に運動が好きだったり得意な人が
トレーナーになっていることが
多いので
「極力運動は避けてきました」
「お金もらっても運動したくありません」
なんてお客様の気持ちは
運動に関しては分かりずらいかも
しれませんが自分の苦手な分野(例えば物理や数学、英語など)で
置き換えて考えるなど
『想像』して『共感』することで
お客様の気持ちに寄り添うことが
できるのではないでしょうか。
そんな私も痛みや不安についての
『想像』と『共感』は
ある程度できますが<(お客様で多い)30代~50代の女性の喜ぶこと>については
「女心が分かっていない」と叱咤激励を受けて
妻に毎日のように個別授業をしてもらいつつ
学び続けています(笑)