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2014.10.06
自分が消費者になった時に何に気持ちが動かされたかを考えてもわからない人へ
名古屋市内は台風での甚大な被害は無かったようですが
命を落とされた方もいましたのでご冥福を祈ります。
さて昨日はマーケティング的視点を養うには
「自分が消費者やサービス受給者になった時に
何に気持ちが動かされたかを考えること」を
提案しました。今日はもう少し詳しく説明します。
新人スタッフに上記の質問をすると
あまり深く考察せずに
「なんとなく」とか「好きだから」などと
明確な理由が出てこないことがあります。こういった際にも「なぜ今購入しようと思ったのか?」
「数あるライバル商品の中でなぜそれなのか?」
「価格になぜ納得したのか?」といった
具体的な質問をしていくと、その判断のプロセスが
ひも解かれていき、マーケティング視点を
養うことに繋がっていきます。
例えばランチを食べる際に
「日替わりランチセット今だけ480円」に惹かれる人は
<今だけ>という限定感に動かされたのか
<480円>という安さに動かされたのでしょうし「驚きのボリューム!肉盛りセット」に惹かれる人と
<驚きのボリューム!>というキャッチや
<肉盛り>という祭り感漂うネーミングに動かされたり
空腹感が強かったかもしれません。
また「さっぱりヘルシー!おろしとんかつ」に惹かれる人は
(本当にヘルシーかは今は問いません・笑)体重が増え気味なので<さっぱりヘルシー!>に
動かされたのかもしれません。このように
もっとも身近な人間である自分が何に反応するかを
まずは考えることが
大切な一歩でしょう。「なんとなく」「前から好きだから」
「とりあえず買った」などと曖昧にせずに
もう一歩踏み込んで考えてみてください。