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  • 2023.01.18 ピラティス

    慢性的な肩こりの原因とピラティスでの改善方法

    こんにちは、痛み・姿勢・動き改善専門スタジオnanoの谷田部くるみ(やたべくるみ)です。

     

     

    1月になり寒さが増してきていますね。

    寒くなると体を温めようとして肩がすくみやすくなり「肩こり」を感じられる方も多いのではないでしょうか?

    そんな多くの方が悩まされる「肩こり」について本日はお伝えします。

     

     

    目次

    1.肩こりは国民病

    2.肩こりの要因

    3.肩こりになる姿勢と動き

    4.ピラティスでの改善方法

    5.まとめ

     


     

    1.肩こりは国民病

     

    2019年の厚生労働省の報告によると、男女別に身体の悩みを調査したところ

    男性は第2位に、女性は第1位に肩こりを感じている人がいるという結果が出ています。

     

     

    厚生労働省 国民生活基礎調査(2019年)より

     

     

    肩こりを感じている人の症状としては

     

    ・頭の付け根から首にかけてが張る

    ・肩の上側の筋肉が硬くなり痛い

    ・肩甲骨や背中が凝り固まり動かしにくい

     

    こういった症状があります。

     

     

    首の筋肉や肩、肩甲骨周りの筋肉が硬くなり血流が悪くなっていると肩こりの症状が出やすいです。

    症状が重い場合、頭痛や吐き気、めまい、耳鳴りなどがあり薬を飲まないと過ごせない、という方もいらっしゃいます。

     

    毎日薬を飲まなければならないほど肩こりが酷いのはツライですよね。。。

    nanoにもそういったお悩みで来られる方が多くいらっしゃいます。

     

    これほどまでに多くの人が肩こりに悩まされておりますが、なぜ肩こりになるのでしょうか?

     

     

     

    2.肩こりの要因

     

    肩こりの主な要因は以下が挙げられます。

     

    ・自律神経の乱れ

    ・精神的ストレス

    ・姿勢の悪さ

    ・同じ姿勢を長時間取り続ける

    ・日常の間違った動かし方の積み重ね

     

    自律神経の乱れや精神的ストレスから肩こりになっている場合は、それらの問題を解決することが最優先です。

    今回のブログでは、姿勢や日常の動かし方と肩こりの関係についてお伝えします。

     

     

     

    3.肩こりになる姿勢と動き

     

    姿勢には良い姿勢と悪い姿勢があります。

    良い姿勢とは?

     

     

    耳垂(耳たぶ)、肩峰(肩の骨)、大転子(股関節の骨)、膝蓋骨後面(膝のお皿の後ろ側)、外果前方(外くるぶし)が横から見たときに一直線に揃っている状態が良い姿勢といえます。

     

     

    悪い姿勢の例

     

     

    ・頭が前に出ている(耳垂が肩峰よりも前にある状態)

    ・肩が内巻き(肩峰が大転子よりも前にある状態)

     

    いわゆる「猫背姿勢」は悪い姿勢の代表例であり、最も肩こりになりやすい姿勢ともいえます。

     

     

     

    Surgical Technology International /Dr. Kenneth Hansraj

     

    「頭」は5kg程あり、ちょうどボーリング玉の重さになります。(結構重たいです)

    意外と重い頭ですが、頭が前に出ると首にかかる負担は5倍以上といわれております。

    首が前に15度傾くと首にかかる重さは5kg以上も変わってきます。

     

    パソコン作業をしたり、スマホを見たり、テレビを見たり、そういった何気ない日常の中で、つい頭が前に出た悪い姿勢になっていないでしょうか?

     

    特にデスクワーカーの人は、首に負担のかかる姿勢で毎日8時間(多い人はもっと長い時間)も仕事をしていたら、それは肩こりになりますね。

     

    また、同じ姿勢を取り続けることも体に大きな負担をかけます。

     

    筋肉は関節が動くことでゴムのように伸びたり縮んだりします。

    筋肉が動くことで血流が良くなり酸素などの栄養素が体の細胞に行き渡ります。

    動かないでいると血流が悪くなり、筋肉はこわばり凝り固まってきます。

     

    関節も長時間動かさないでいると硬くなります。

    関節は動かすことで関節液(関節をスムーズに動かす潤滑液のようなもの)が固まらず正常に機能してくれます。

     

     

    頭が前に出た姿勢を取りやすい

    長時間座りっぱなし

    など、

    間違った姿勢で同じ姿勢を取り続けていると肩こりになりやすいです。

     

    頭の位置を適切な位置に戻す

    小まめに動く

    そういったことを心がけることが

    肩こり改善の第一歩になります。

     

     

     

    4.ピラティスでの改善方法

    「ロングバックストレッチ」

     

     

    背中の筋肉(僧帽筋の中部・下部、菱形筋)を使うことで肩の内巻きを改善し、肩の上側の筋肉(僧帽筋上部)を緩めることができます。

    前に出やすい頭を後ろに引くことを意識することで、首にかかる負担も軽減できます。

     

    1日10回を目安に仕事や家事の合間に行うことをオススメします。

     

     

     

    5.まとめ

     

    ・肩こりは多くの人が悩まされており、酷い場合は薬が必要なほど症状が重くなる

    ・姿勢の悪さや日常の間違った動きが肩こりの要因になる

    ・猫背姿勢や頭が前に出た姿勢、動かないでいると肩こりになりやすい

    ・背中の筋肉を動かし頭の位置を整えること、小まめに動くことが肩こり改善に繋がる

     

     

    寒く肩がすくみやすかったり、活動量が減りやすいこの時期こそピラティスで「動かす」ことを意識してみてください☆

     

     

     


     

    スタジオnanoでは、マンツーマンの60分体験レッスンを受け付けております。

    「痛み・姿勢・動き改善専門」のパーソナルトレーニング&ピラティススタジオとなっていますので

     

    ・腰痛を改善しながらお腹を引き締めたい

    ・猫背と肩こりを改善したい

    ・膝痛を改善してフルマラソンを完走したい

     

    などのご要望やお悩みなどありましたら、まずは手ぶらで体験レッスンにお越しください。

    体の評価を行い、一人一人に合わせた運動指導を提案いたします。

     

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