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2020.08.12 Uncategorized
運動指導には欠かせない、体のあるべき状態を知ること⑨
パーソナルトレーニング&ピラティススタジオnano保坂こんにちは、名古屋駅徒歩1分・伏見駅徒歩2分にある痛み・姿勢・動き専門のパーソナルトレーニング&ピラティススタジオnanoの
保坂 彩佳(ほさか あやか)です。
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今回は、弊社スタジオnanoで行っている
「指導力向上のための研修」においての知識を
皆さんにお伝えしたいと思います。
前回の記事では膝立ちの左右の重心移動でのあるべき状態と代償をお伝えしました。記事はこちらから!さて今回は運動指導には王道とも言えるスクワットについてお伝えしていきます。****************
〜立位の静的アライメント〜
立位の静的アライメントに問題があれば
当然スクワットの動きの中で代償が出ます。
まずは立位の静的アライメントを確認していきましょう。
図のように矢状面(横)から見たとき
・ランドマークが一直線にくること
・滑らかなS字カーブとなっていること
・上前腸骨棘と下前腸骨棘は、2横指分上前腸骨棘が下がっていること
ここから逸脱したところには、関節のスタビリティーなモビリティーなどに問題があります。
こちらを踏まえた上で本題のスクワットを見ていきましょう!
動的アライメント〜スクワット〜
◯上半身が下腿と平行それより立っている×そうでない状態(代償と原因)・上半身が前に倒れすぎて臀部を引きすぎる原因:胸椎mobi↓、股関節mobi↓、股関節stabi↓、足関節mobi↓etc…◯膝とつま先が同じ方向×そうでない状態(代償と原因)・膝が内側に入るor外側に開く原因:股関節のモビリティ(可動性)が低下、スタビリティ(安定性)の低下スクワットは非常に難しい種目です。何故かというと・重心の位置が高い・支持基底面が狭い・関わる関節が多い以上が理由です。スクワットの中で代償を修正しきれない場合膝立ち→四つ這い→仰向けと強度や難度を下げて動きを確認してみましょう。例えば一つ目に紹介した、上半身が前に倒れすぎて臀部を引きすぎてしまう代償の原因が股関節の屈曲モビリティー低下によるものだと考えた場合片膝立ちから足を挙げ股関節の屈曲が出来るか→四つ這いでお尻を後ろに引き股関節の屈曲が出来るか→仰向けのASLR(アクティブストレートレッグレイズ)で股関節の屈曲が出来るかを見ていきます。このように今まで行ったポジションを辿っていき正しく行えるところで修正をしていきましょう。静的アライメントが取れていなければそこから修正していく場合もあります。スクワットは、今まで紹介した種目のあるべき状態が全てクリアした上で出来るものなのでぜひ今までの記事を見返してみてくださいね。それでは次回はフォワードランジで、体のあるべき状態をみていきましょう。お楽しみに!スタジオnano
保坂 彩佳