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2020.07.12 Uncategorized
運動指導には欠かせない、体のあるべき状態を知ること④
パーソナルトレーニング&ピラティススタジオnano水野今回は、スタジオnanoで行なっている「指導力向上のための研修」
においての知識をお伝えしたいと思います。
前回は重心の位置はどこにあるのがいいのか というお話をしたと思います。
前回の記事はこちらから↓
https://www.studio-nano.com/blog/2020/07/_nano_116.php
今までは静的な状態での姿勢チェックを見ていきました。
今回からは動きを加えた動的での姿勢チェックに入っていきます。
動的の姿勢チェックを見るためには
まずは静的な状態のあるべき状態を知っていなければなりません。
それはなぜか。
静的の評価を行わなければ、動きによって代償が出ているのか
そもそも静的の状態から代償が出ていたのか
この判断ができなくなって代償の原因が見つけられなくなってしまいます。
そのため静的評価を行なってから動的の評価を行うことが重要になります。
ではそれを踏まえて、
今回は仰向けの状態からのバンザイの動きについての一部をご紹介していきます。
〜静的アライメント〜
仰向けの状態でのあるべき状態と代償
◯肋骨がASISと同じ高さ
×そうでない場合
<代償と原因>
・肋骨の方が高い(リブフレア)
原因:胸椎のモビリティ(可動性)の低下、腰椎のスタビリティ(安定性)の低下
◯腰部と床との隙間が手のひら一枚
×そうでない場合
<代償と原因>
・腰椎の伸展
原因:胸椎のモビリティ(可動性)の低下、腰椎のスタビリティ(安定性)の低下
〜動的アライメント〜
バンザイの状態でのあるべき状態と代償
◯肋骨がASISと同じ高さ
×そうでない場合
<代償と原因>
・肋骨の方が高い(リブフレア)
原因:胸椎のモビリティ(可動性)の低下、腰椎のスタビリティ(安定性)の低下
◯腰部と床との隙間が手のひら一枚
×そうでない場合
<代償と原因>
・腰椎の伸展
原因:胸椎のモビリティ(可動性)の低下、腰椎のスタビリティ(安定性)の低下
このように静的と動的は同じポイントで評価をすることができます。静的の時では正常でも動的の時は代償が出てしまうこともあります。静的だけを評価せず、動的を評価することでその人の体を詳しく見れるようになるので両方とも評価をするようにしましょう。今回の記事はここまでです。
静的の評価ができるようになったら、動的評価を入れて
代償の原因が詳しく見れるようになりましょう!