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  • 2015.08.25 Uncategorized

    膝は被害者だった④

    こんにちは!
    痛み・姿勢・動き専門の
    トレーニングスタジオnano、ピラティススタジオnanoの
    五十嵐 茂幸(いがらし しげゆき)です。
     

     

     

     

     

    運動で改善の可能性がある

    膝痛ついてに書いていきます。

    前回までの「膝は被害者だったシリーズ」
    1、
    http://ameblo.jp/nano-staffblog/entry-12046200749.html
    2、
    http://ameblo.jp/nano-staffblog/entry-12051475459.html

    3、

    http://ameblo.jp/nano-staffblog/entry-12057703060.html

     

     

    大きく以下の4つに分類される膝痛

     

     

    ①関節内の痛み

     

    ②膝内側の痛み

     

    ③膝外側の痛み

     

    ④膝蓋骨(膝のお皿回り)の痛み

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    どこに痛みがあるのか、

    痛みがどういった状況で出たのか

    に応じて対策を講じていきます。

     

     

    では順番に細かく説明していきます。

     

     

    今回は
    ③膝外側の痛みについて

    膝関節の外側には内側と同様に
    関節を支える外側側副靭帯(LCL)と
    膝関節をまたいで外側を通る筋肉があります。

    靭帯の損傷は
    これまでもお伝えしてきたように大きな衝撃によって損傷するもので
    医療機関での適切な治療が必要です。

    特に外側側副靭帯は束のような形状で
    膜のように平たい内側の靭帯よりも損傷しにくい組織です。

    膝の外側の痛みとして起こりやすいのが

    『 ランナー膝 』

    とも呼ばれる腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)があります。

    腸脛靭帯とはその名の通り
    「腸骨(骨盤の骨)」と「脛骨(すねの骨)」とを腿の外側でつなぐ組織です。

     

     

    図のように腸脛靭帯には
    大殿筋・大腿筋膜張筋という股関節を前後に動かす動き
    (まさにランニングや歩く動きですね)
    を行う筋肉が付いています。

    ランニング時などに股関節の前後の動きが適切にできておらず、
    大殿筋や大腿筋膜張筋が硬くなると、

    当然、腸脛靭帯も引っ張られて緊張した状態になってしまい、
    膝の曲げ伸ばしの際に膝の外側で骨とこすれて痛みを発してしまいます。

    ももの外側が張ってきてしまう方は痛みがなくても
    腸脛靭帯炎の予備軍です!

    今回は腸脛靭帯炎を予防するピラティスエクササイズを一つ紹介します。

    シングルレッグストレッチという種目です。
    脚を入れ替える際に膝が外に開いていかないように注意してみましょう

    次回の担当時は膝は被害者だったシリーズ最終回の
    ④膝蓋骨(膝のお皿回り)の痛み
    についてです。

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