こんにちは！
痛み・姿勢・動き専門の
トレーニングスタジオnano、ピラティススタジオnanoの
五十嵐　茂幸（いがらし　しげゆき）です。
 

・手のしびれや握力低下などに関わる「手根管症候群・ギヨン管症候群」

しびれに関わる症状と運動でできることについてシリーズでご紹介していきます。

今回は日常で気になっても流してしまいやすい手のしびれ、

「手根管症候群・ギヨン管症候群」について運動でできることを紹介していきます。

前回までの
椎間板へルニアについて
理論編

http://ameblo.jp/nano-staffblog/entry-12083309597.html
運動編
http://ameblo.jp/nano-staffblog/entry-12090888430.html
梨状筋症候群について
http://ameblo.jp/nano-staffblog/entry-12100724922.html

次回はシリーズ最終回

・腕のしびれや首・肩こりとの関係も深い「胸郭出口症候群」

について書いていく予定です。

なかなか聞き覚えがないものが多いと思いますが、

当てはまる症状を見ていくと身に覚えのある方も実は多いのではないでしょうか。

この記事を読んでいただいているあなたは当てはまらないことを祈ります！

さて本題の「手根管症候群・ギヨン管症候群」について

「手根管」「ギヨン管」とは

手首の部分にあり、管のようになった骨と靭帯のすき間です。
その管には神経や血管が通っています！
 

手根管には正中神経、
ギヨン管には尺骨神経が通っています。

正中神経は親指～薬指にかけて、
尺骨神経は薬指～小指にかけての感覚を司っているので、
手や指がしびれる方はその場所によって原因が変わってきます。

共通しているのは
手首や指を動かす筋肉の使い過ぎが考えられ、腱鞘炎などと合併して起こることもしばしば・・・

特に手根管では甲状腺などのホルモンの影響を受けることがあり、
妊娠初期や閉経期の女性に多く、全体の9割が女性です。

運動でできることは
・手首や指を動かす筋肉を緩めるストレッチをすること
・指先ばかり力まないように肩まわりの筋肉を動かすエクササイズをすること

今回は簡単にできる手首まわりのストレッチをご紹介します。

手首～肘にかけての部分（前腕）を伸ばして行くストレッチ！
 

手の甲を顔の方に向けて、手を手前に引っ張ります。
指を引くのと、手に平を引くのとで伸びる感覚が変わってきますので、両方試してみてくださいね。

さらに細かい内容は是非レッスンで

次回の担当時には腕のしびれや首・肩こりとの関係も深い
「胸郭出口症候群」について書いていきますね。

お楽しみに(^^)