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2016.08.11 Uncategorized
ファンクショナルトレーニング(歩き)
こんにちは!
痛み・姿勢・動き専門の
トレーニングスタジオnano、ピラティススタジオnanoの篠田 和良(しのだ かずよし)です。
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前回お知らせした、
歩きにおけるファンクショナルな動きについて
を、原則に沿ってお教えしたいと思います。
まず原則①
重力を利用する
重力を利用して歩くとは、地面からの反力を貰って歩くということです。
作用反作用の法則についてはご存知かと思います。
自分の体重に反して、地面から同じだけの力が来ているというものですね。
歩くときに地面の表面をこするようにしてしまうと、
その地面からのエネルギーを歩きに結び付けることが出来ません。
なので、しっかり地面を踏みしめて歩くとスムーズに歩くことが出来ます。
原則②
分離と共同、特に膝と腰を安定させること、股関節を動かすことが重要になります。
膝と腰は安定させなければならない関節であり股関節はそれらに挟まれています。
股関節がうまく使えないと腰が反ったり膝が変な方向を向いてしまうなどしてしまいます。
なので足の付け根から体をしっかり動かしましょう。
原則③
筋肉、関節の連動性を高める。
右足を踏みしめで地面からの反発を貰い、股関節を使って左足を持ち上げる。
力をうまく連動させることで、余分な力を使うことなく動くことが出来ます。
原則④
3面運動
縦にだけでなく腕などを少し斜めに動かしながら歩きます。
その中でも、横方向にはあまりブレず、上下方向にもあまりブレず、
前方向にのみ効率よく力を伝えていきましょうということです。
どの方向に力を伝え、どの方向には安定させるのかを理解して動こうというものが3面運動になります。
原則⑤
力の吸収と発揮
足を伸ばしたまま歩いてみてください。歩けますがかなり歩きにくいですよね。
歩く際の吸収と発揮とは、少し膝が曲がってそれが伸びる勢いのことです。
一つ注意点は、膝は曲げるのではなく曲がってしまうのです。
股関節から足を動かして、足を自然に動かすことが重要です。
決して曲げに行くのではありません。
以上がファンクショナルトレーニングの原則に基づいた歩きになります。
かなり文章での説明が難しいので、
是非一度以上のことを踏まえて歩いてみて実感していただければと思います。
次回はあなたの体がファンクショナル(機能的)かを確かめるツール
FMS
についてご説明いたします。