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2016.08.26 Uncategorized
コレクティブエクササイズ
こんにちは!
痛み・姿勢・動き専門の
トレーニングスタジオnano、ピラティススタジオnanoの篠田 和良(しのだ かずよし)です。
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前回、FMS(ファンクショナルムーブメントスクリーン)
についてをまとめました。
では、そのFMSで点数が悪いとなり弱点が見つかった場合に何をすればよいのか。
広く言われているのが、タイトルにもあります
コレクティブエクササイズ
になります。
コレクティブとは「共同」という意味の英単語で、
共同して体を動かしましょう
という意味になります。
ファンクショナルトレーニングの原則にもありましたね。
そのコレクティブエクササイズには4つの段階があるので、
それについてまとめようと思います。
① Inhibitory Techniques
直訳すると抑制テクニックです。
この段階ではまず神経、筋膜、筋肉などのオーバーアクティベーションを抑制します。
筋肉の張りなどをリラックスさせたり筋膜リリースを行ったりします。
②Lengthening Technique
ここでは可動域を増やすために、短縮された筋肉や組織を伸ばす段階です。
主にスタティックストレッチやダイナミックストレッチなどを利用します。
③Activation Technique
アクティベーション→活性化させる段階になります。
段階①、②にて正常な可動域を取り戻した後、その可動域をしっかりと使えるようにします。
特に、何かしらの疾患によって使われていなかった組織を再度使えるように刺激することが大きな目的の一つです。
④Integration Techniques
最後に、先ほど活性化した組織や筋肉を実際に他の共同筋と共に使うトレーニングをします。
この段階では、動作をする際にどの筋肉や組織を活性化させ、
その動作に必要のない部位は抑制させる事が出来るよう行います。
コレクティブエクササイズの大原則は、
「分離と共同」
です。
これが正しく行えるようにするのがコレクティブエクササイズであり、
ファンクショナルトレーニングであります。
次回は以上の段階ごとに、
nanoでも行えて自宅でも行えるコレクティブエクササイズの手法について
まとめていきたいと思います。