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2016.11.09 Uncategorized
アスリートのためのムーブメントコンティニュアム(動きの全体像)の概論と実践 セミナーレポート①
こんにちは!
痛み・姿勢・動き専門の
トレーニングスタジオnano、ピラティススタジオnanoの篠田 和良(しのだ かずよし)です。
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今回はいつものコレクティブエクササイズのお話は中断し、
先日お伺いしたセミナーについてのお話をさせていただきたいと思います。
ただ全くの別物ではなく、
まさにコレクティブエクササイズの段階に取り入れるべき知識
であると感じたので、簡単な共有をさせていただきたいと思います。
簡単にセミナーの概要を…
講師は阿部勝彦氏
世界でも有名な運動施設の一つ、
EXOSにてトレーニング指導をされていた方です。
私は大学時代の友人が良くfacebookでその方のセミナーに参加しているのを見て、
一度お会いしたいと思い参加をしました。
セミナータイトルは本ブログのタイトル。
アスリートのためのとはありますが、
一般の方にも共通して実践できる内容となっておりました。
内容です
ムーブメントコンティニュアムとは、
大まかにいうと動作習得の過程のこと。
怪我をした方が、
ドクターの診察や手術など
↓
理学療法士のリハビリ
↓
トレーニングコーチによる筋力アップや競技動作
といった過程を踏むように、動作習得にも過程があります。
その過程とは、
①関節のモビリティ、スタビリティ、骨の左右非対称を整える
↓
②可動域を自動運動で制御できる(全可動域を多動でなく自動で動かす)
↓
③動きのパターンの習得(屈曲、進展などのパターンの効率化)
↓
④パターンの強化(負荷を加えるなど)
↓
⑤パターンの動きをスピーディに
↓
⑥ムーブメントスキルの向上(反応などといった不規則なもの)
↓
⑦スピード・持久力の向上
↓
⑧コーディネーション能力の向上(連動性を高める)
↓
⑨スポーツスキルの向上(実践の動き)
といった過程を正しく踏むことで、
怪我なく適切な動作を行えるようになってきます。
この様に手順を踏んで説明を受けると、
①②はおろそかにされる現場が多いような印象を受けます。
スポーツ指導現場では専門的スキルのみ伝える方が多く怪我人は休むだけで、
痛みが無くなればまた選手も③以降の練習をして怪我の再発をします。
大手のスタジオレッスン等でも①②を最重要視することはあまりないように思います。
私が今までコレクティブエクササイズとして取り上げたことは、
まさに①②のことだなと感じました。
次回はセミナーレポート第二弾
実技編で学んだ
「Controlled Articular Rotations(CARs)」
についてまとめたいと思います。
特に過程②を特化していくもので、
コレクティブエクササイズの段階③
Activation Technique
にとても活用できるスキルです。
お楽しみに!