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2016.11.15 Uncategorized
アスリートのためのムーブメントコンティニュアム(動きの全体像)の概論と実践 セミナーレポート②
こんにちは!
痛み・姿勢・動き専門の
トレーニングスタジオnano、ピラティススタジオnanoの篠田 和良(しのだ かずよし)です。
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前回に引き続き、セミナーレポート第二弾
「Controlled Articular Rotations(CARs)」についてご案内いたします。
この英語の意味は、簡潔にいうと
関節を回旋させて制御しましょう
という意味です。
日本語にしてもピンときにくいのですが、
一番重要なのは「Controlled(制御)」の部分。
人間の関節にはこれぐらい動かしたいという「参考可動域」
と呼ばれるものがあります。
しかしその可動域をフルに動かしている方はまずいません。
即ち、筋肉もフルに動かしていない、
部位によっては全く動かせていない筋肉もあります。
つまりCARsとは、
自分の関節の動ける範囲を
自分の意志で制御して動かすようにする
のが、最大の目的になります。
そうすることで、
普段使えていなかった筋肉も活性化され、
血流促進やパフォーマンスアップに繋がります。
具体的な方法ですが、
①代償動作を出さず
②痛みの出ない範囲で
③ゆっくり大きく全力で動かす
以上です。
肩関節を例に出しましょう。
腕を伸ばしたまま手を上げます。
つっかえるところまで腕を上げたら掌の向きを反対にします。
出来るだけ外へ広がらないようにして後ろ側へ回します。
下方へも大きく回します。
ゆっくり前へ戻ります。
文章にするとただ腕を回しているだけなのですが、
上記の①②③を意識すると、それだけで肩回りが疲れてきます。
それがまさに使えていない筋肉が働かされて動いている状態なので、
是非皆さんも一度行ってみてはいかがでしょうか。
オススメ部位は肩関節と股関節です。
文章で伝わりにくいとの声が上がりましたら、
次回は写真にて詳しくお伝えいたします。