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2016.11.25 Uncategorized
アスリートのためのムーブメントコンティニュアム(動きの全体像)の概論と実践 セミナーレポート③
こんにちは!
痛み・姿勢・動き専門の
トレーニングスタジオnano、ピラティススタジオnanoの篠田 和良(しのだ かずよし)です。
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前回に引き続き、セミナーレポート第三弾
「Controlled Articular Rotations(CARs)」
の実技についてご案内いたします。
前回の記事でコメントをいただきましたので、
掲載させていただきますね。
まず前回の記事の復習で、
CARsとは
①代償動作を出さず
②痛みの出ない範囲で
③ゆっくり大きく全力で動かす
関節運動のことです。
また、前提として
ジョイントバイジョイント理論も復習していただければと思います。
このジョイントバイジョイントに関して、そのセミナーでは
「モビリティ関節はモビリティの落ちやすい関節」
「スタビリティ関節とはスタビリティの落ちやすい関節」
であり、CARsは
「モビリティの落ちてしまったモビリティ関節に非常に効果的」
ということでした。
特に分かりやすく有用な、
肩甲上腕関節と股関節を画像付きで解説いたします。
肩甲上腕関節
スタートは気を付けの姿勢
①腕を伸ばしたまま、ゆっくりと行けるところまで上に挙げます
②手のひらを外に向け、出来るだけ腕が横に広がらないようにして後ろへ下げる
③下方向へもしっかり下げる
これで肩甲上腕関節を全可動域で動かすことが出来ます。
また、ゆっくり動かすことで普段使われていないインナーマッスルも作用し、
肩の位置や血流改善にも効果的です。
注意点は、
お腹に力を入れて体を開かないこと
身体ごと動くと肩の運動ではなくなるので注意です。
股関節
スタートは四つ這いの姿勢
①脚を前へ蹴りだします
②膝を下向き、踵を天井向きにして脚を外側に開く
③そのまま流れで脚を後ろまで持っていき膝の向きを正面にする
元の位置に戻る
これも股関節をすべての範囲で動かすので、
あまり使えていない筋肉を活性化させることが出来ます。
注意点は、
非常に腰を反りやすいので、お腹にしっかり力を入れておくことです。
これは逆回しも効果的ですので、
どちら向きにも動かしていただければと思います。
またご質問等ありましたらお問い合わせ、コメントいただければと思います。
次回はコレクティブの続きを掲載いたします!