- 全てのカテゴリー
- nanoクイズ
- nanoについて
- Uncategorized
- イベント情報
- インナー・コアの重要性
- ストレッチ・筋膜リリース
- セミプライベートスクール
- ツール
- トレーニング
- ピラティス
- 下半身
- 姿勢改善
- 引き締め、ダイエット
- 心の筋トレ(メンタルトレーニング)
- 指導風景
- 栄養
- 番外編
- 肩こり改善
- 腰痛改善
- 膝痛
- 自律神経
- 運動のメリット
- 養成コース
-
2017.01.19 Uncategorized
日常動作の中で起こるエラー動作(導入編)
こんにちは!
痛み・姿勢・動き専門の
トレーニングスタジオnano、ピラティススタジオnanoの篠田 和良(しのだ かずよし)です。
******************************************
今回から写真も一新しました。
宜しくお願いします。
今回から
「日常の中で起こるエラー動作」
についてをシリーズ化致します。
今回はまず導入編です。
そもそも、
「日常動作とは?」
という話。
日常動作とは
「歩く」 「物を取る」 「書く」 「食べる」 「寝る」 「呼吸をする」 「座る」
といった、普段の生活で自然に行っているもの。
人間は
意識1%、無意識99%
とも言われているので、
日常動作は無意識の99%
に含まれます。
「○○を使いたいから手に持とう」
と思っても、
「どう取るか」
なんて気にしないですよね。
正しく下にあるものを拾うならば、
・足関節の背屈と股関節の屈曲を優位に動かしつつ膝屈曲
・腰椎安定させたまま体幹を屈曲
・肩甲胸郭関節も安定させ胸椎屈曲や肩甲骨挙上は起こさず
・脚の力で拾います
…トレーニング的にいえば、スクワット(デッドリフト)の動きです。
これが出来ていない方は…
・脚は全く動いておらず
・腰と背中を丸め肩もすくみ
・腰の力で物を拾います
これでは腰痛になりますよね。
しかし、文字やイラストで危険性がわかっても、
無意識にその動作を行っている人の方が圧倒的に多いのも事実です
なぜなら、その人たちの大半が
「腰痛は年寄りのなるものだからまだ大丈夫」という若い方
「歳を取ったら腰痛は仕方ない」という現在腰痛の方
が日本には大勢いらっしゃるのはもちろん、
そもそもの正しい動きを知らない方が大半です
それでは日本は腰痛大国から脱却できません。
私も昔は
「日本は農耕民族だから…」
と思っていましたが、決してそれが理由ではないのです。
日常動作の中で起こるエラー動作、言い換えれば
無意識に行ってしまう悪い動き
そのエラーが重なってしまうと、
腰痛や肩こりを引き起こします。
「歳を取るから腰痛、肩こりになる」のではなく、
「今までの人生で起こしたエラー動作の総計で腰痛や肩こりになる」のです。
まとめます
日常のエラーがなければ腰痛や肩こりは起こりません
そして、
既に腰痛等の症状が現れていても、
気づいて動作の修正をすれば症状の改善が出来ます
※骨の変形など進行しすぎたものは、全くの違和感のない状態にできない場合はあります
実際にnanoに通われている方で腰痛を改善し、
ランニング等のスポーツを始められた方が何名もいらっしゃいます。
今後は日常の何気ない動作で起こしてしまうエラー動作と改善方法をまとめます。
そのエラー動作に気づき、改善するかどうかは皆さんの意志です。
少しでも手助けになるようまとめさせていただきますので、
どうぞよろしくお願いたします。